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【あな吉のSDGsコラム3】日本女性のお給料はなぜ安い?

こんにちは。

「働きすぎな日本の主婦をみんなまとめてズボラにしたい!」

全日本ズボラ主婦連盟(ズボ連)代表

あな吉こと、浅倉ユキです。

 

 

いきなりですが、

みなさんは、自分のお給料に満足していますか?

 

もしくは

「このお給料なら、やりたいな♪」と思う仕事に

出会ったことってありますか?

 

 

たぶん、ほとんどの人が

「不満」「もっと欲しい」

「認めてもらえる会社があったら移りたい」

と答えるかもしれません。

 

前回の記事では、

日本においては女性の方がお給料が低い

それどころか

大卒40代では、女性の稼ぎは男性の半分弱

女性の大卒のお給料は男性の中卒とほぼ同じ金額

というショッキングなデータをご紹介しました。

 

「夫のほうが稼いでいるから、家事は妻中心で当たり前?」
https://bit.ly/3wuZAbh

 

でももっと気になるのは、女性も男性も

「この金額が普通だよね」という相場観を

持ってしまっていること

なんですよ。

 

いやいや、

ちょっと世界的にみるとそれ、おかしいから!

 

 

どうして女性はお給料が安くて上がりにくい働き方になってしまうの?

 

そもそも、何でこんなに

日本の女性のお給料は低いのでしょうか?

ざっくりいうとこんな流れです

 

まず、家庭を持つと

家事育児の負担が女性にのしかかります

(これがそもそもおかしい!)

すると、正社員の多くが担当する

残業や出張、転勤などを

引き受けることがむずかしくなります

(ワンオペだから、したくてもできないよね!)

すると、派遣やパート、アルバイト

あるいは契約社員など

サブ的な働き方をせざるを得なくなります

(じゃないと家庭と両立できない)

だから給与が下がってしまうんです

(パートだから同じ仕事しても給与が安いって

グローバルスタンダードではないんですけどね!)

 

今の日本だと、

女性は結婚して出産すると

 

ほぼもれなく

家事育児負担がどっさりついてきちゃう。

 

というか、

「お家のことをしっかりやることが大事」

「子どものことが常に最優先」

と自分も周りも思ってるから。

そうなると、

 

残業あり、転勤あり

お仕事第一優先のニッポン企業で

正社員の働き方はかなりキビシイですよね。

 

産休や育休が取りやすくはなって

仕事をする女性は増えてきましたが、

 

元々の仕事や仕事のペースで働くのは

かなりハード。

 

だから、家庭を持ったら

仕事のペースを落としたいと

正社員じゃない仕事をえらぶ女性は多い。

 

パート・アルバイト・派遣・契約社員という

お給料が安くて上がりにくい働き方

なってしまうというわけです。

 

日本独特のことなんですが、

同じ仕事をしていても、パートやアルバイトや

派遣ってお給料が安いですよね。

 

しかも、昇給したり、

正社員になることもむずかしい。

 

それは時代が変わっても

大きく変化していないようです。

 

 

どうして男性より女性のお給料は安いの?

 

でも、子どもがいる女性だったら

仕方ないでしょ、と思っていませんか?

 

世界はぜんぜん違うんですよ。

悲しいかな!やっぱりね……

と思ったのがこの記事でした。

 

「日本女性のフルタイム就業率は過去30年で低下した」

(ニューズウィーク日本版)

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/30-46.php

 

その中からわかりやすいデータをご紹介すると、まずはこれ。

 

*瑞典:スエーデン

 

もっとわかりやすいデータはこちら。

 

日本も仕事をする女性は増えてる、

でもそれは正社員ではなく

パートやアルバイト・派遣などのお仕事だということがわかりますね。

 

むしろ、昔と比べて正社員じゃない働き方が

増えてしまってる現状!

 

 

見方を変えると、

仕事優先のハードな働き方のニッポンの社会では

家庭のことを妻にまかせて

仕事に専念できる男性がメジャー、

そうでないと正社員ではいられないし、

仕事をがんばることができない

という文化なんだ、ということですね(涙)

 

これが今の日本。

 

わたしたちのお給料が安いのは、

日本女性の能力が、特別低いわけではなく

 

・正社員と同じように働いても、

派遣だからというだけの理由で

お給料が安かったり

 

・家事+育児を夫よりも多くやっていて、

長時間働くことを選べなかったり

 

・残業、出張、転勤などに応じられないと

一人前として会社に認めてもらえなかったり

 

ということだからなんですよね。

 

子どもが小さいうちは仕方がない?

いいえ、これは世界的に見ればおかしいのです。

 

こちらは、日本とスエーデンの比較です。

(引用:日経xwoman/日本は子育てママが正社員に戻りにくい国)

 

もちろん、専業主婦を選ぶ人がいても

時短勤務を選ぶ人がいてもいいんです、

夫婦で納得しているなら。

 

 

性別だけで役割分担を決めつけるんじゃなくて…

 

なくしていきたいのは

「子どもは欲しいけど、

仕事と両立できる自信がない」

「妊娠、出産したら職場に迷惑がかかる」

「共働きなのに

家のことはわたしがほとんどやってる」

「子どもが体調崩したら、

仕事を休むのは、いつも自分ばかり」

 

そんな女性たちの不安の声です。

 

ちなみに、女性も苦しいわけですが、

実は、この日本の現状って

男性にとっても、苦しい状況だと

思うんですね、私は。

次回はその辺りも語りたいです!

 

いつも、いろんな人に話してるんですが

性別だけで役割分担を決めつけるんじゃなくて

夫も妻も、お互いの個性や向き不向きを

尊重しながら

ムリをしない楽しい家庭築いていきたいよね!

というのが

ズボ連の目指すところです。

 

さまざまな無料イベントを開催していますので

そのヒントを見つけに来てくださいね!

 

開催中の無料イベント一覧は
こちらから

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https://zuboren.ana-kichi.com/zuboren-event/

 

 

ということで

 

日本のジェンダーギャップ(男女格差)について

ぜひ多くの人に関心を持って学んでもらえたら!

と強く、ツ・ヨ・ク、思っているので

 

また、続きをお話ししますね!

 

*引用:

「日本女性のフルタイム就業率は過去30年で低下した」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/30-46.php
(ニューズウィーク日本版)

「日本は子育てママが正社員に戻りにくい国」
https://dual.nikkei.com/article/057/28/
(日経xwoman)

 

 

 

FBグループ、書籍、無料会員などなど

 

「ズボラ」ご興味を持ってくださった方が

本を買って下さったようで

あな吉さんの家事をやめても愛されるズボラ主婦革命

たくさんの方にお手に取っていただいております。

ありがとうございます!

 

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この記事を書いた人

全日本ズボラ主婦連盟代表 浅倉ユキ(あな吉)

ゆるベジ料理研究家
あな吉手帳術考案者

 

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